はじめに
今回は画面の移動について説明します。iPhoneアプリでは複数の画面があってボタンを押すと次の画面が出ることが多いですね〜 その画面の移動を解説します。
Main.storyboardで画面遷移(画面の移動)の設定をする
プロジェクトの作成
まずはプロジェクトを作成しましょう!プロジェクト名は「SegueTest」にしています。Main.storyboardでの画面遷移の方法を「Segue(セグエ)」といいます。プロジェクトの作成方法は以下を参考にしましょう。
View Controller(新しい画面)を追加する
プロジェクトを作成したらInterface Builderから新しい画面を追加しましょう。ナビゲータエリアからMain.storyboardを選択しユーティリティエリアから「View Controller」をInterface Builderにドラッグして新しい画面を配置します。
このままだと最初の画面と新しい画面が大きいのでユーティリティエリアからSizeをiPhone5のサイズにして最初の画面のタイトルを「FirstView」新しい画面のタイトルを「SecondView」に設定します。
新しい画面のプログラムを記述するSwiftファイルを作成する
今回はプログラムは記述しませんが新しい画面を作成したら必ずその画面のプログラムの記述を行うSwiftファイルの作成を行ってください。そうしないと新しい画面でのプログラム、Outlet、Actionなどの記述ができないです。
Swiftファイルの作成はXcodeのメニューから「File」→「New」→「File…」を選択します。
「iOS」→「Source」から「Swift File」を選択してください。
ファイル名を「SecondViewController」にして「Create」を選択します。下図は「SecontViewController」にしてしまいましたがツヅリの間違いです^^;;
作成した「SecondViewController.swift」に最低限のコードを記述します。簡単は方法は「ViewController.swift」のコードをコピーして「SecondViewController.swift」に貼り付けた後、クラス名を「ViewController」から「SecondViewController」変更します。記述したコードは以下のコードになります。
// // SecondViewController.swift // SegueTest // // Created by t-higashi on 2015/11/30. // Copyright © 2015年 t-higashi. All rights reserved. // import UIKit class SecondViewController: UIViewController { override func viewDidLoad() { super.viewDidLoad() // Do any additional setup after loading the view, typically from a nib. } override func didReceiveMemoryWarning() { super.didReceiveMemoryWarning() // Dispose of any resources that can be recreated. } }
新しい画面と「SecondViewController.swift」を関連付けるには下図の設定を行えば終了です。
2つの画面にLabelとButtonを配置する
以下の2つの画面のようにLabelとButtonを配置しましょう!オブジェクトの配置の方法は以下の記事を参考にしてください。
Buttonをタップすると画面遷移するように設定する
いよいよ画面遷移の設定をしますね〜 最初の画面のボタンをcontrolキーを押しながら新しい画面にドラッグすると選択肢が表示されるので「Present Modally」を選択します。
設定が上手くいくと矢印が表示されます。新しい画面のボタンも同じように設定します。
画面遷移の際のアニメーションは作成された矢印を選択してユーティリティエリアの「Transition」から設定できます。いろいろ設定して実行すればどういうアニメーションをするかわかるはずです。
実際に実行してみる
設定が完了したら実際に実行してみましょう。最初の画面でボタンをタップすると2つ目の画面が表示され2つ目の画面のボタンをタップすると最初の画面が表示されれば成功です!お疲れ様でした!
まとめ
- Main.storyboardでの画面遷移の仕組みを「Segue(セグエ)」という
- まず新しいView Controllerを配置しそれに対応したSwiftファイルを作成して新しい画面と関連付ける
- 画面遷移を行うボタンを配置して遷移先の画面にcontrolキーを押しながらボタンをドラッグする
次回もXcodeについてガンガン解説していきます!