以前の記事でプログラミングの勉強は基本的な部分だけ
さっと書籍等で勉強したらいいと言いましたが…
ネットであまりにも初心者向けのプログラミング解説の記事がほとんどないので
iPhoneアプリ開発で使用するプログラミング言語「Swift」について
初心者でもわかりやすいように解説したいと思います。
Swiftとは?
SwiftとはiPhone、iPad、Mac向けのアプリを開発するためのプログラミング言語です。
2014年にAppleから発表されました。以前はObjective-Cというプログラミング言語が
アプリ開発で使用されていますがゴチャゴチャしてわかりにくいので(私個人の印象)
Objective-Cに替わるプログラミング言語として誕生しました。
今からiPhoneアプリ開発を勉強するならゴチャゴチャした
Objective-CよりすっきりしてわかりやすいSwiftがいいと思いますね〜
プログラムの処理の流れ
プログラムの処理の流れは前回の記事のPlaygroundの
左側のプログラミング入力部分の上から下へプログラミングが実行されます。
例えば下図のコードの場合は
「var a:Int = 1」→「var b:Int = 2」→「var c:Int = a + b」の順番でプログラムが実行されます。
プログラム中のコメント
下図の1行目から5行目までの緑色になっている文字はコメントになります。
コメントは何でも記述でき主にこの処理はどういった処理をしているか
説明でコメントを記述することが多いです。
「//」の後の部分から行末まではコメントになります。
もう1つの方法は「/*」と「*/」で囲み、囲んでいる部分が全部コメントになります。
コメントがないとどういった処理をしているのか
非常にわかりにくくなるのでからなずコメントでどういった処理を行っているか説明しましょう!
変数を宣言する
変数とは「数値、文字などを入れる箱」のような物と思ってください。
「変数を宣言する」とは「数値、文字などを入れる箱を用意しますよ〜」という意味です。
変数は宣言して始めて使用できるようになります。
変数の宣言は以下のように「var」というキーワードを使って書きます。
var number = 1 // numberという名前の箱(変数)を用意し箱の中に1を入れる number = 2 // numberという変数に2を入れる。値が1→2に変更される
Playgroundで確認すると以下のとおりになります。
定数を宣言する
定数は「let」というキーワードで宣言します。
変数との違いは変数は値を変更できますが
定数は一度値を入れると値を変更することができなくなります。
let number = 1 // numberという名前の定数を用意し箱の中に1を入れる number = 2 // 定数なので値は変更することができずこの処理はエラーになる
Playgroundで確認すると以下のとおりになります。
赤い部分が値を変更しようとしてエラーになっています。
四則演算をしてみる
四則演算は以下のように記述します。
var addition = 1 + 2 // 足し算 var subtraction = 2 - 1 // 引き算 let multiplication = 2 * 2 // 掛け算 let division = 8 / 2 // 割り算
Playgroundで確認すると以下のとおりになります。
まとめ
- Swiftはアプリ開発のためのプログラミング言語
- プログラムは上から下へ処理が順番に実行される
- コメントは「//」または「/ * */」を利用する
- プログラムは必ずコメントでわかりやすい説明を入れる
- 変数は「数値、文字などを入れる箱」
- 変数の宣言とは「数値、文字などを入れる箱を用意しますよ〜」という意味
- 変数の宣言は「var」というキーワードを使用する。入れる値は何度でも変更できる
- 定数の宣言は「let」というキーワードを使用する。一度入れた値は変更できない
- 足し算は「+」、引き算は「-」、掛け算は「*」、割り算は「/」を使用する。
次は変数、定数について詳しく説明しますね〜